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不動産カルマ アーカイブ

2006年06月30日

お引越しトリップ

この 1 ヶ月半、引越しトリップを楽しんでいました。

ぜんぜん希望の物件が見つからず、相当なバッドトリップだなと思っていましたが、
このトリップも、もう少しで終わるはず。
そう思ってみると、やっぱり、グッドトリップだったかも。

誰でも自分のダークサイドってありますよね。
引越しというのが私のダークサイドの 1 つだって気がついたのは、
トリップも中盤に差し掛かった頃です。

とにかく、引越し、不動産屋さん、物件探し、が苦手なのです。
これってどれも、しょっちゅうかかわることではないから、
ダークサイドだってこと、ぜんぜん気がつかなかったのです。

というか、ダークサイドだからこそ、賃貸にすんでて 10 年も
引越ししないでいたのだと思います。

もう、探しても、探しても見つからないし、
不動産屋さんにいくたびに暗い気持ちになり、
内見のときは必ず土砂降り (涙)。

素敵な物件が見つかるように、願望実現の自己ヒーリングをするのはもちろんのこと、
まわりにいる魔法使いは魔法をかけ、
お坊さんはお経を唱え (本当です)、
多くのお客さんも祈ってくれているのですが、きまらなーい。
しかも、あたし以外のみんなが、ぴったりの部屋が見つかると信じているのに、
私一人がその感覚を味わえません。
感覚・感情もダウンロードしたのに、ぴんとこないんだなー。
リコネクション後、初めての停滞感です。

子供のころは、自分が体験する家の移動といえば、夜逃げ or 家出だったり (笑)、
自分の居場所がない感覚とか、
ダークサイドな理由はいろいろあるのだけど、
今回、これほど、決まらないのは、もっと違う何かの理由があるような気がしました。

もう、あせりまくって、気が休まるのは、お仕事中だけという、一月半でした。


26日と27日にエリックさんの記者会見準備 & 本番があったのですが、
この 2 日間は引越しのことは忘れて、エンジョイすることにしました。

そうしたほうが流れがかわると思ったんですよね。

変わりましたよぉ?。

26日にお家に帰ると、期待の持てそうな物件の FAX 数がいくつか入っていました。

そして、
きっかけはわからないのですが、記者会見準備中に、
ふと、「あー、馬鹿だ私。
自分の未熟さや、心の奥底にある無意識の無価値感を、
少しでも素敵な部屋でセッションすることで
ごまかそうとしている」と気がついたのです。

いやーん、ばかばか。

顕在意識では、「お客様に気持ちよくセッションを受けてもらいたいから、
素敵なお部屋を」と思っているのですが、その奥の奥で、
そうとう浅はかなことを思ってました...

あまりに浅はかすぎて、自分のこと笑っちゃいましたよ。

その後は、もちろん、良い物件がでてきました。

引越しの日程が決まったら、
7月のセッションのスケジュールを更新します。

もうちょっとだけお待ちください m(-_-)m

2007年04月10日

不動産カルマ (ことの始まり編)

それがその、ことのはじまりは、6年前。
当時は、契約社員として在宅翻訳者をやっておりました。
会社の時間とおんなじ感じで9時?18時あたりに自宅で作業するわけです。
ある朝、8時30分が過ぎようとしているのにお布団の中でうとうとしていたら、
とつぜん、ドカンという音とともに地響きが。
はっとして目をさましたものの、どうも地震ではない様子。
地震でこんな音がしたら、東京全滅に違いないすごい音。

寝起きだし、何がなんだかわかんなくて、ぼーっとしていたら(っていうか、逃げろよみたいな)、
何度もドカンという音とともに家が揺れます。

そして、ノックの音が。「岡田さーん」。

木造アパートの2階に住む私の部屋の真下に住んでいる大家さんでした。
これから2ヶ月弱の間、大家さんのお家の改装工事をするということでした。
これからっていうか、もう始まっちゃってるじゃん....
改装という言葉から想像するものとは大きく違って、
基礎になっている部分からドリルでぶっこわして、梁とかも工事するので、
数週間は揺れるかもとのこと。
っていうか、人が住んでる真下でそんな工事が可能なのかしら????

ともかく、工事は始まっちゃって、一日中家が轟音とととに揺れるのです。
翻訳なんてできたものではありません。
困ったなー。

とにかく仕事ができないので、
不動産屋さんを通して大家さんと相談したら、
その不動産屋さんが管理するアパートを2ヶ月間貸すということを提案されましたが、
築40年ぐらいのアパートで当然インターネットとかないし、仕事なんかできるわけありません。
大家さんの言い分としては、アパートは仕事をするという目的で貸しているわけではないので、
私が昼間に仕事ができなくても知ったことではないということです。

ええ、そうなのかなー?と思って、区の法律相談に出かけていったGパンヒーラー。
弁護士さんがおっしゃるには、住居目的で借りたお部屋で翻訳の仕事をすることにはまったく問題がないが、
今回の場合、大家さんとよく話し合って和解するのが一番ということでした。

で、話あった結果、「工事の時間は絶対に17:30には終わらせる。
家賃は工事の期間中半額にする」ということで決着。

しょうがないので、わたくしの対策としては、朝5:30におきて、8:30まで仕事をし、
それから9時半くらいまでは家で体操(?)。
その後は、歩いて井の頭公園までいって夕方までぶらぶらする。
17:00ごろ家に戻り、それから残りの仕事という時間割で生活することにしました。

当時は、お財布が激しくさびしかったので、カフェでのんびりという余裕もありません。
でも、ちょうど、英会話の練習をしたかったので、歩いて井の頭公園に行き、
ぶらぶらしている間中ずっと英語のテープを聴いてました。
翻訳をしているというと、英語が話せると思われがちですが、会話力ってまったく関係ないんだよねー。
でも、やっぱり、話せたらかっこいいじゃーん、というミーハーな気持ちでテープ聞きまくりです。

不思議なことに、今はもうこの時どんなに大変だったかぜんぜん思い出せなくって、
ぶらぶらして楽しかったイメージしか残ってないわー。
しかも、工事が終わると、英語のテープを聴きまくったおかげか、
外国人さんに縁ができて、ネイティブな彼氏なんかできてみたりして、
よけい英語がうまくなっちゃったわよ。その後、さよならしたので、
ぺらぺらにはほど遠いけど、これが、憧れのGラブへのインタビューにつながるんだから、
いまとなっては、大家さんにも大感謝!!!!ヤッター!!!

だけど、当然次へ続く....

不動産カルマ (カルマその2、3、3.5)

そして、カルマその2は、前にブログに書いたセッション・ルームを見つけるまでの
お引越しトリップ

これは、本当にきつかったなー。

セッション・ルームを見つけるときに、私が一番気を使ったのは「静かさ」です。
リコネクティブ・ヒーリング/リコネクションのセッションでは、音楽をかけることはありません。
音楽によって特定のイメージを喚起させる可能性があるからです。
で、東京で音が静かなマンションってなかなかないのよ。
でも、うちのセッションルームは駅から2分とは思えない静けさ。
ときどき、眺めのよいベランダであー静かだなーと外を眺めていい気分に浸れます。

ただ、借りるときに2つ気になる点が。
うちのすぐ裏に、ものすごい古い木造のお家があるのです。
本当に木でできているっていうのがわかるお家あるでしょ。
ああゆうの。で、人が住んでるんだか住んでないんだかよくわからないの。
その家の裏が、広い空き地になってるのね。
古い木造のお家と、広い空き地の2点がとっても気になりました。
建て立て替え、リフォーム、新しいマンションの建築が始まったら、仕事ができなくなってしまいます。

不動産屋さんが言うには、「木造のほうのおうちは、建築基準法に触れるため、建て直しをしたら
うんと小さな家にしなきゃいけないので、おそらく建替えない、
空き地は国の所有地でもう20年近くほったらかしなので、このままほったらかされるでしょう」ということでした。
それで、ここに決めたのです。

そして、静かな環境を満喫しつつ、順調にセッションしていたある日。
ドンドンとかカンカンって音が裏から聞こえてきます。
なんと、古い木造のお家が家の内装を変えて、そこで立ち飲みやをはじめようとしているのです。
本当に普通の古い家で、まさかここでそんなことがと思うようなつくりです。
そして、どうも、そこに住んでいるおじさんがほとんど一人で手作りで内装を変えている模様。
でも、まあ、このときの音は、たいしてひどくなかったのだけど、
問題は実際に立ち飲み屋さんがオープンしてから。
なんせ、手作り感あふれるつくりなので、立ち飲みスペースの屋根がプラスチックの板で
隙間だらけなのです。
音楽なんて流したら、セッション・ルームに全部聞こえてくるはず。

もうなすすべもなく、立ち飲みやのオープンを待ちました。カルマ3です。

緊張して向かえたオープンですが、
そのたち飲み屋さん、音楽は使用しないらしく、音問題はなんとかクリアできました。
しかし、夏だったし、玄関開けっ放しの開放的な営業形態 + 屋根がプラスチックの開放的な作りなもので、
ときどきおばちゃんの笑い声が漏れ聞こえてきたけど、それは、家のまどを閉めてシャットアウト!!!

一件落着です。

と、一呼吸おいたのもつかの間、カルマ3.5がやってきました。

10月のある日、立ち飲みやの前を歩いていたら、今度は『10月22日よりカラオケスナック開店』という
これまた手作り間あふれるチラシが家の周りに貼り付けまくってあります。
立ち飲みにプラスしてカラオケスナックを営業するというのです。
もう、みんなに見せたいぐらい、本当に超普通の古い木造の家なのよ。
もう、意味不明で頭がくらくらしました。
そして、おじさんはまた内装を開始しています。
しかも、その張り紙が張られてから一週間もしないうちに開店って書いてあります。
しかも、開店記念に演歌歌手 xxx 純子が来店し、『アンタ』という曲を披露してくれるそうな。
もう、だめ、今度こそだめ....
またもなすすべもなく迎えた開店日。
セッション・ルームの窓からカラオケスナックをにらみつけていたのですが、
あれれ、なんか前より静かだ....
なんと、おじさんは普通のお家の内部に防音ボックスを作って、
そこでスナックを営業しているらしいのです。
寒くなってきて、開放的な立ち飲みのほうのお客が減ってきたのか、
前よりもよっぽど静かです。あー、よかった。

そんな波乱なセッション・ルームですが、使えば使うほど気に入ってきます。

本当にここにしてよかったなーと感謝感謝の毎日でしたが、
おもいもかけず、カルマ4はやってくるのでした。

2007年04月11日

不動産カルマ (異議あ?り!!!編)

3月のある日いつものように立ち飲みやと空き地の間を通って通勤しているときでした。
とうとうそれがやってくることを知ってしまいました。

『4月10日?10月まで重量鉄骨マンションの建築が開始されます。』

っていうあ看板が空き地のフェンスに掲げられていました。
もう、今度こそ...絶対絶命...

しかも7ヶ月も...
あたしはいったいどうやってごはんを食べていったらいいの?????
とりあえず、何回かは出張行くことにするとしても、それだけじゃ7ヶ月ももちません。
もう4月のご予約は承っちゃってるし。どうしよう...

困ったなーと思って、ふと、顔を上げたら、そこにちょうど弁護士さんが座っていました。

いや、その、つまり、弁護士のお客さんがちょうど予約を入れてくださっていたのです。
どなたか相談できる方を紹介してくださいとお願いしたところ、
ご自分で引き受けてくださるとのこと。
新しく弁護士さんになる人たちが受けなければならない研修というのがあるそうなのですが、
その研修の先生をするような方なので、あたしなんかがお願いしていいのかと思ったのですが、
もう、そんなこと気にしてられません。
ありがたくも、さっそく事務所に伺う時間を予約しました。

事態はそうとう深刻なものの、この時点で、超ウキウキに変貌。

状況が少しは改善されるかもしれないという喜びではまったくないの。
弁護士事務所に行くのって憧れだったのよ。
ザプラクティス/ボストン弁護士ファイル」ってアメリカのテレビ・ドラマ知ってるかなぁ?
あれ、大好きで、何回も再放送見ちゃったぐらい。
一度でいいから法廷で「オブジェクション!!!(異議あーり)」って言ってみたいなぁ。
それがだめなら、生オブジェクション(?)を一度でいいから聞いてみたいなぁ。
弁護士さんに憧れるというよりも「オブジェクション」に激しく憧れているの。


話はまったくそれちゃうけど、
『生オブジェクションの願い』、今年の一月にかないました。
アメリカ人のプラクティショナーの方に、現役の弁護士さんがいらっしゃるのです。
今年一月に私がアメリカでレベル4を受講しているときに、その方がサポートで
来てくださいました。
レベル4が終わって、お祝いの夕食をご一緒したのですが、
「オブジェクションってどんな風にいうんですか、ものすごーく憧れているのですが。。。」って
わけわかんないことを、マルガリータに含まれるアルコール分の力を借りて言ってみたら、
とってもやさしいその方は、私は刑事裁判の弁護士じゃないからあんまりそうゆうのは言わないんだけど、といいつつも

「Objection, your Honor」

ってやってくれました。

くら?くら?。
うわ?、ほんものだー。
あまりのうれしさで、2杯目のマルガリータはいらないぐらい、ハイテンションになるあたし。


と、まあ、そんなわけで、7ヶ月近く仕事ができなくなるという非常にやばい事態じもかかわらず、
弁護士事務所というでけで、なんかうきうきしちゃうのです。


アポの当日、事務所に向かう途中も、「あー、なんか、あんまり、私にとって、ラッキーなことには
ならなそうだなー」とという予感がしつつも、でも、やっぱりワクワクで、足取りがかるかったりして。

実際にお話を伺ってみても、やっぱり、頭の中の暗雲が晴れる内容はまったくなく、
私が思っていたよりもさらにきびしい状況でした。

工事の間、"自腹"で他のマンションを借りるとか、そんな感じ...
マンションを借りるっていっても、営業OKのマンションを探すだけでもすっごく大変だったのに・・・・
また借りるとなると、敷金礼金仲介料/引越し代もかかるけだし、プラス、
今のお部屋もキープするとなると、頭がいたーい。

そうゆうわけで、うきうきだけど、もくもくと暗雲は立ち込め続けるのでした。

<今回も、次に続きま?す。>
そんなわけで、5月は大阪、6月は福岡と北海道に
出張に行きます。よろしくね!!!!/

不動産カルマ (シロガネーゼと呼んでください編)

うきうきなんだけど暗雲が立ち込めた頭をかかえ、西荻に帰っていく私ですが、
帰り道で突然こんな気持ちなりました。

「まあ、それでも自分の人生に起こっていることなら、この状況も愛せるかも。」

自分の鼻は低くって、とてもじゃないけど美人のお鼻とは言えないけど、
自分なりに気に入っているという気持ちに近いかな。
好きじゃないけど、愛せるみたいな感じ。

出張+日曜日+平日の日没以降にセッションする以外の策はなーにも思いつかないのだけど、
思いのほか落ち込んではいませんでした。

家に戻って、とりあえず、4月のお昼に予約しているお客様に、
時間の変更をお願いしなければとパソコンに向かっていると、
電話がかかってきました。

お客様 「リコネクションを受けたいのですが」
Gパン 「ごめんなさーい。4月はもういっぱいなんです。」
お客様 「5月はどうですか?」
Gパン 「5月はですね、スケジュールがまだ決まってないんです。
お受けしたいんですけど、セッション・ルームのそばで
工事が始まるので、セッション・ルームのマンションが使えなくて、いやー、困ってるんですよね?。」

お客様 「今、マンションっておっしゃいました?」
Gパン 「はい、おっしゃいましたけど...」
お客様 「私、マンション持ってるんですが...」
Gパン 「はぁ?」

と、ここからがびっくりなのだけど、
そのお客様は、ご自宅のほかに、マンションを持ってらっしゃって、
それを私に貸すことができるかもしれないとおっしゃっいます。

しかも、場所は、白金台から徒歩2分。うわー、まじで?!!!!

去年、セッション・ルームを探していたときに、
とっても波動がよくて、エネルギーが軽いので恵比寿近辺で探していました。
白金台あたりもターゲットエリアの一つでした。ここも、エネルギーが軽い感じがします。
そうとう探したのだけれど、
このあたり、エネルギーは軽いけど、家賃は激しく重かったので、
あきらめて中央線に退散しました。
いつかは、こうゆうところでセッションできる日がくるのかな?なんて思わせる憧れのエリアでした。

その後、お客さまに実際にお部屋を見せていただいて、お互いの条件を確認して、
ありがたいことにお借りできることになりました!!!! ヤッター!!!!

もう、なんてお礼をいったらいいかわかりません。

「本当にありがとうございます。」しか言えませんでした。

帰り際、玄関のところで、後ろを見てくださいと家主さんに言われ、
玄関の外の廊下で後ろを振り返ると、なんと

『333』

が.....

まじで?!!!!


そうなの、東京タワーがくっきりと見えるの。

あれって、333メートルなのよね。

だから、日本で、こんなにリコネがぱーっと広まっているのかしら?

というわけで、5月からはシロガネーゼなわたし。

月?土は白金台のセッション・ルーム、
日祝日は西荻窪のリコネクション・ルームでお会いしましょう。

セッションの時間の変更やセッション場所のたびかさなる変更を
快く了承してくださった、お客様のみなさん、本当にどうもありがとうございました!!!!

2007年08月16日

不動産カルマ (カルマは続くよどこまでも1)

やりました!
私だってやればできるのです。
超素敵な引越し先がきまって9月からは新しいお部屋で新生活です!!!!

って自慢げに書く予定だったのよ?……

「おかださん、7月8月はずいぶんお休みしている割りには、
ブログも更新しないでなにやってるのかしら?
楽しみにしているので、とっとと更新してください!よろしくお願いします」
とは残念ながら誰にも言われておりませんが(涙)、
なまけていたわけじゃないの?。

今、私がこのブログを書いているアパート。もう、かれこれ10年以上住んでいます。
スーパー貧乏なOL時代にお引越ししてきました。
とにかく、日当たりがよくて、
将来もしかしたら自宅で仕事をするかもしれないからちょっぴり広めのお部屋ってことで、
1ヶ月以上かけて西荻じゅうのすべての不動産屋さんをまわって見つけたのよね。
広めっていったって、その前に住んでいた「7畳ワンルーム収納なし」よりは広いってことで、
普通に狭いのです。しかも、怖くて確認できないけれど、築30年は経過しているような気が。
でもね、駅から超近いし、ものすごく静かで、しかも、異常に日当たりがよいのです。
引越しの当時は、ものすご?く気に入っておりました。
でも、やっぱり、もういいかげん手狭だし、
もうちょっとグレードアップしたお部屋に住みたいなという気持ちが、5?6年まえからムクムクを湧き上がっては、消えていったのでした。昨年も、セッションルーム件自宅を探すという野望は
あっさり打ち砕かれました。
そこで、今年こそは、絶対にリベンジと思い、
7?8月にかけて物件探し&お引越しをと思って、
スカスカのセッション・スケジュールを立てたのです。

でもさー...やっぱり苦手なのよね?。引越し全般が…
まず、7月から物件探しを始めようと思っていたのだけど、
海外から友人が突然やってくることになって、
ちょうど、物件探しようの休みをばかばかとっていた時期だったので、不動産屋まわりなんてそっちのけで、一緒になって遊びほうけてしまった。
浅草寺、富士山、ディズニーランド。
私、富士山は初めてだし、ディズニーランドは17年ぶり2回目で、
なんか、こう久しぶりに遊ぶって感じで興奮したわー。

言い訳としては、「あまり時間の余裕があるとあれこれ迷うから、物件探しの日程を1週間ぐらいに限定して気合で探したほうがいいんだ!8月2日から10日までのあいだに決めるぞ(きっぱり)」ってことにしました。
と、きっぱりしたはずなのですが、ちょっと弱気になっちゃって、
7月31日には不動産屋に入っちゃった。
今回は、善福寺公園のそばにどうしても住みたくって、
その周辺限定で探しているのだけど、これというのがありません。
弱気なフライングがいけなかったの?

やはり、重くのしかかった不動産カルマ。
今年の3月に発生した「これじゃセッションルーム使えないじゃん」事件は、
ミラクルな解決をみせたので、カルマ解消に自信がでてきたとはいえ、
くさってもカルマ(意味不明)。そんなに簡単には解消するわけはないかもと思い。
実は、下準備はしておりました。
2ヶ月前から、めずらしくアファメーションなんてもんを実施してたのよ。
そもそも、願望実現のテクニックとかアファメーションとかは、苦手というか、
「そんなことすること自体、すでにそれを手に入れるのが難しいって思っているってことなんじゃないかなー。」って思っていたから、あんまり興味がわかなかったんだけど、
まじで、藁をもつかむ気持ちで毎日朝の5時に起きてぶつぶつやっておりました。
さらに、善福寺公園はあたしのジョギングコースなので、
ここに住むんだという意気込みで走ってみたり、
周りのお家を眺めながらイメトレしてみたり。

しかしですねー、
実際に不動産屋に入ってみると、効果のほどがまったく感じられません。
やっぱ、だめじゃないの?。
ちょっぴり、あせってきて、何軒か不動産屋さんにいったのですが、なんか、ないのよね。
「おかしいですね。このぐらいのご予算だったら、あるときには、結構あるんですけどね。」とか言われちゃうし、私が探し始めたとたんに蜘蛛の子を散らすようにばーっと逃げちゃったんじゃないかと思うぐらい。
もう、どんどん暗い気持ちに。

「あー、これじゃいかん。」と思っていたら、
ずっと前に注文していた『The Secret』のDVDが届きました。
これ、注文したときには、
この作品がthe law of attraction (引き寄せの法則) に関するものだって知らなかったんだよね。
ただ最近、DVDに登場するジャック・キャンフィールドの本を読んで、素敵なおじさんだな?と思って注文しちゃったの。
でも、まさに、この物件探しにぴったりなDVDです。
自分の思考が電気を発していて、それにそくしたものが引きつけてくる。
つまり、思考によって自分が思ったような現実が作られるって内容を、
とってもやる気がおきる感じで語ってくれる映像なのよ。
で、「そうだよな?、本当にほしい物が手に入ると実感しないとだめなのね」、
とあらためて思い直して、いつもの善福寺公園ランに出かけたのでした。

<明日に続くわよ!>

2007年08月17日

不動産カルマ (カルマは続くよどこまでも 2)

すると、いままで気がつかなかったマンションに出くわしたのよ!!!

おおーっ!!!

3階建てで、新しくはないけれど、きれいにしてあって、緑に囲まれていて、
こんなところに住みたいな?と思うようなマンションです。
でも、どうみてもファミリータイプ3LDKぽくって、ちょっと、あたしには大きすぎるし、
予算も死ぬほどオーバーにちがいありません。

そう思ったけれども、なぜか吸い込まれるように玄関に入っていくと、
ポストのところに「引越しました」という張り紙が2件。
おやおやー。。。
空いている3階のお部屋の前に立ってみると、前方にも後方にも林っぽいところがあって、
気持ちいい!!!
マンション名と管理会社をいちおうチェックしてから、自宅に向かってジョギング再開。
帰宅してさっそくネットで調べてみたら、やっぱり、空き室ありでした。
お写真も載っていて、中も結構きれいです。でも、やっぱりファミリータイプ、3LDK。
予算的に無理無理?なんて思っていたら、確かに予算オーバーなんだけど、
思っていたほどではなく、しかも、礼金敷金合わせて1ヶ月のみって書いてあるじゃないのよ。
うわー、まじですか?!!! それならなんとかなりそうです。

さすが、The Secret!!! やっほー!
ああ、ブログでカルマ解消自慢する日も近いぞ!がんばれ、歩!
その後、2泊の瞑想リトリートに参加して、よりいっそう、laws of attraction パワーを高め、
その後内見にいってまいりました。

あれれれれれ、悪くはないのだけど。。。。。 角部屋じゃないので、ダイニングが暗いのよね。
しかも、フローリングではなく、CFだ。。。。
なんか、その、悪くはないし、このお値段で、この広さと考えたら、もうすごいお得物件+公園付です。
もう一件、似たような物件を内見しました。これだと、もっと新しくて、本物フローリング/システムキッチンなのだけど、なんか、こうなんか説明できない陰気な雰囲気が。。。。
今の家、ありえないぐらい日当たりピカピカなので、これと比較しちゃう
私が悪いのかもしれないけど、ああ、どうしよう。。。

ここから、悩みモードに突入です。

アファメーションでは8月10日までにお部屋を決めるって宣言していたから、
もう決めなきゃいけないはずなのに、決め手がありません。
もう数件不動産屋さんを回って、1件内見しました。
この時点では、もうすっかりカルミックなパターンに巻き込まれていて頭が朦朧としております。
いったい、自分の予算がいくらだとか、だいぶわからなくなってくるの。

なもんで、また、予算オーバーな物件を1つ見に行っちゃったのですが、
これが、もう、超すばらしいのよ。
善福寺公園までは徒歩5分程度と微妙な感じなのだけど、すごく静かな住宅地の
小ぢんまりとしたテラスハウスで、
本当にこんなお値段でいいんですか、と信じられないような物件。
木造だけど、隣が気にならない作りで、日当たりも最高、おまけに間取りも使いやすいし、きれいです。全室エアコン付。うわー、素敵!!!!
もう、ここがいい、今日はもう帰らずこのままここに住みますぐらいの勢いで、
嬉々としてあちこちのお部屋の窓を開けまくっていると、
突如、巨大な鉄塔が眼前に....
そう、高圧電線です。でかいタイプのやつ。
日当たりもお金では買えませんが、高圧電線もお金を払って移動したりはできません(たぶん)。
高圧電線からは少なくとも100Mは離れなていないときついなー。
念のため帰りに、どれくらい離れているかチェックしたのですが、
実際に鉄塔まで行ってみると、窓から見ているよりももっと近くにありました。いやーん。
実は、距離をチェックするまでもなくて、
お部屋の中にいた時点で手が痛くってなんかおかしいなーと思ってたのよね。
手はたった一つの大切な商売道具なのに....

こうなってくると、最初に見たお家に住もうかどうか、もう、どうしていいかわかりません。
地獄といのは、死んでからいくところではなくて、
自分の思考や欲望に迷いに絡めとられることという話を聞いたことがありますが、そんな感じ。
ものごとの判断がクリアできるときと、そうでないときときを客観的に眺めてみると、
本当にマインドも感情も同じ自分の体験とは思えないぐらいの差があるよね。
こうゆうときって、よい(と自分が判断した)体験も、不快(と自分が判断した)な体験も
来ては去るもの、本質的なものではなくて、ただの体験なんだなーと身にしみます。
そして、そう考えられることだけが、唯一の救いだったりして。

そんな私にささやき声が聞こえてきます.....

<もう一回続くわよ>

2007年08月24日

不動産カルマ (カルマは続くよどこまでも3)

「もう、いっそのこと引っ越しなんかやめちゃえば?」

ええっ?何?

「また、お前は自分の苦手なことからしっぽをまいて逃げるのか?」と別の声が・・・

あれ?幻聴?
もしかしてあたし、悩みすぎて危険な精神状態になってる?

でも待てよ、こんなに見つからないんだったら、
引越しやめて、うんとお掃除して、家具とか変えたらどうかしら?

お友達のお父さんに霊能な感じの方がいらっしゃって、
ときどきお家にあそびに行くのだけど、たまたまお会いする機会があって引越しのことを話すと、
「お金の心配で発想が小さくなっている。工夫しなさい。今の家だと、優雅さがなくて夢が小さくなる。」っていうようなアドバイスを。
うーん。それを聞いて、なんだか、変なんだけど、
余計、引っ越したくないような気分になってきました。
おかしいわねー。あたしってあまのじゃく?


発想の転換ねーっとぼんやり考えていたら....ひらめきが!
あ、そうか、セッション・ルームが家の超近くにあるのだから、
セッションルームとこのアパートをあわせて、広い家に住んでいるって発想にすりゃいいのかも、
とこじつけ案が浮かんできました。

そう考えてみると、
東南角に2部屋、南向きに1部屋、大きなベランダ付、
日当たり最高、憧れのトイレ2つ(トイレが2って便利よ?)の3DKになるじゃん。
ま、これでいいかって感じ。あとは、掃除&模様替えね。
前から欲しかった、あのシェルフを買ってみちゃおうかしら?

と、模様替えって方向に買えたほうが、気持ちがすっきりするし、夢が膨らんできます。
うーん、「8月に引越しせねば」と決めたことに執着し過ぎていたのかな。
でも、やっぱ、アファメーション達成ならずは悔しいよなー...と、
思考は相変わらずいろんなことを言ってきます。

このアパートにもうちょっと住む可能性があるなら、エアコンが微妙にカビっぽいから、
近いうちに業者に洗浄してもらわないとなー。
今(8月15日)は、お盆中で地獄のふたがあいている(?)し、
清掃業者はきっとお休みだろうけど、と思いつつ、問い合わせの電話をかけてみたら、
明日うかがえますというお返事。
なんか、こっちのほうが断然流れがいいじゃん。

引越し、やーめた。

あー、また、やっちゃったお引越しトリップ(笑)。
カルマって言葉、なんか、この大仰な感じが好きなんだけど、
カルマ的なことって、いやだいやだと言いつつ止めずに続けている趣味とも言えるよね。
そうです。趣味なんです。家のことで悩むのが・・・
悩んでいる感覚を大きな変化を迎える予感と勘違いしながら、
「私は悩んでいます。困っています」っていう勘違いな充実感のエキスをチューチューすすっている感じ。

そんな悪趣味だと知りつつ懲りないのがカルマ。
来年の5月にはアパートの契約更新があるので、それまでに、Laws of attraction 力を強化するわよ。

ついでに一言。
「善福寺公園のすぐそばに東南角部屋できれいで広くて静かでお手ごろでな物件をお持ちの方、
私にかしてくださ?い!」

って呼びかけたほうが、アファメーションより効果があるかも?。

2007年10月11日

よきカルマ

カルマっていうと、陰気な響きがするのかな?。
あたしは、結構好きなんだけど。この響き。だって、
野生的って感じがするから。←アマラとカマラと間違っている。
あまくておいしそうだから。←それは、カルメ焼き。

宇宙の完璧さを、この肉体と思考でビビッドに感じられる憎たらしくも、ありがたいものだから。
おまけに、その複雑さの中に宇宙とか自分で働いている法則の神秘を感じるから。

それに、よきカルマっていうものあるしね。

ぼこぼこにやられまくっているように感じている不動産カルマだってこんなこともありました。

もう絶対絶命っ、セッション・ルームがありません!ってところで、申し込み滑り込みセーフとか、
どこで仕事やればいいんだよ、しぬー、と思ったら、シロガネーゼの姿をしたエンジェル(いや地底人かも)が現れたり
誰かあたしの味方してって思ったら、弁護士バッチをつけたエンジェルが目の前に座っていたり、
、いろいろなよきカルマ・ありがたい出会いもありました。

一ヶ月ぐらい前かなー、台風のあとのある日、夕日がピンク色ですっごくきれいなときがあったのよね。

「夕日がすっごくきれいですよ」とお客さんにも、サンセット・ビューティー(なんで英語?)をシェアしようと、夕日のほうをさしたら、
「本当だー、とてもきれいですね。それに富士山も。」

ええええええ?っ。富士山だと?。

こんな西荻駅から2分の3.5階だての(ちゃちい)マンションから富士山だと?。
そんなわけないよ?。

でも、窓の向こうのほうに結構でかめに山が見えます。

私、東京から見る富士山ってなんかものすごく遠くって、小さいものと思い込んでいました。しかも、高層マンションの上のほうにすむ、リッチ的な方たちの特権。。。。。

思わず、「まさか、高尾山じゃないですよね?」
「高尾山の頂上はあんなふうに平べったくなっていません」とお客さん。

うわーい。富士山が見えるよー。なんか、ものすごくあたりくじ引いた気分。
しょうがなく入ったこのマンション。
使っていくうちにだんだん大好きになっていったのですが。
そんなプレゼントがあったとは。
よき、カルマだわー。
一年以上、まったく気がつかなかったけど。

それからは、毎日、富士山チェックしてますが、やっぱりそうそう見えるもんではありません。

そして、お客さんに、天気が良いとここから富士山が見えるんですよ?とせっせと自慢しているのですが、「中央線って結構見えるんですよね。駅のホームからでも見えますよ。」
とみなさんあっさりおっしゃいます。

そうなんだ。知らなかった。もう20年近く住んでるけど、ぜんぜん知らなかったなー。

霊山富士山を眺めながら、良縁成就の敷居をまたぎに、ぜひみなさまいらっしゃいませんか?

なんだ、また宣伝かよ(笑)。

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