それはそうと、許すってどうゆうことでしょう？

「許したいけれど、許せない。」
「どうやって許すのか、やり方がわからない。」
「許そうとするけど、実感がない。」

許すっていっても、記憶喪失になるわけじゃないから、
対象となる出来事が自分に起こったことを完全に忘れることはないですよね。
きっと、そうだったら、どんなに楽だろう、って思うかもしれないけど（笑）。

許すってきっと段階があるんだと思います。

許したいことに関係のある自分の中の記憶が、
自分の思考・感情・行動に目に見える形ではほとんど影響を与えなくなるっていうのが一つの大きな目安なんじゃないかな。

たとえば、誰かに罵詈雑言を浴びせられるとすると、
それを思い出しただけで、嫌な気分になるとか、恐ろしい気分になるという段階から、思い出しても別に感情が動かない段階になり、
「これでよし」なんて思っていたら、
この段階では、その出来事の背景にあった自分で認めたくない
感情や思考が潜在意識の奥深くに入っていったりします。
それが、後々、気がつきにくいわりには（だって潜在意識にいっちゃったから）、
大きな制限になっていたりすることもあります。
そんで、しばらくして、全然別のことでなんだか自分らしくないなともやもやしてきたり、無邪気（？）に瞑想しているときや、
まったく別件で自分の意識を見つめているときや、
何気ないときに、隠されていた解放しきれていないエネルギーが浮上してきたり。

「やっぱり、許すって難しいなぁ」って思うかもしれないけれど、
許すということを自分の生活の中に意識的にとりれだすと、
だんだん、上手に、軽やかになってくるような気がします。

一度意識的に「許した」って体験をするまでは、なんだか、すごいことのように思っちゃうかもしれません。
「許す」っていうと、なんか厳しい響きがするけど、
「ある種の不調和」を「調和した状態に戻す」と言い換えると、
軽く感じません？
でも、そうゆうことでしょ。

誰かについて、何かについて許す必要があったとしても、
結局最後に許す必要があるのは自分自身だったりして、
そんでそれが一番やっかいだったります。
それも、「許す」のが大変なことに感じちゃう、裏の理由かもしれないですね。
最終的には、その許しがたいことが自分の世界の中にある、
自分のエネルギーの何らかの形での反映だったりするので。

では、どうやったら許せるかだけど、
わたしは想念観察の中和というやり方をやっています。
許しがたいことにまつわるさまざまな感情やエネルギーを、
ただただ認めて、受け入れていきます。
左脳をつかわずに、直感で感じるがままに湧き起る感情・エネルギーを
受け入れていきます。
つまり、「これを許せないのは（これで自分が傷ついたのは）、
それは子どもの頃のｘｘのトラウマ
による、これこれの思考パターンのせいで、こうゆう感情が引き起こされて、
うんぬんかんぬん」というように、論理的には考えることを手放して、
心に自然と湧き起ってくる感覚にフォーカスします。
そして、湧き起ってくる感覚のすべてが、自分のものであった、自分のために自分の中にあってくれたと受け入れます。そして、最後に純粋なエネルギーに戻っていってもらいます。
（このブログで雰囲気がつかめるかも『調和から中和へ』）

やっぱり最初は決心なんだと思います。
「許さないことで起きる不調和な生き方をもうやめたい」という決心。
やりかたがわかったら許せるわけじゃなくて、
どうしたらいいかわからなくても、まずは決心。
その決心を宇宙のエネルギーのせます。
「許したい・調和したい」よりも「やり方がわからなくても、必ず許す」そんな感じで。
その気持ちが宇宙のエネルギーにのったら、
きっと、いろんな展開が起きてくるはず。
その上で取り組めば、最初は、そしてものによっては試行錯誤はもちろんあるけれど、
どんどん許すのが=調和を取り戻すのが、自分の一部になってきます。

それに、私たちは一人ではありません。
ただ頼むだけで、天使や精霊やマスターやエッセンスさんが、手伝ってくれます。
頼むに越したことはありませんよね。

私はこれまで天使さんやマスターさんに頼むのが得意なほうではありませんでした。
というよりも、あんまり頼む気にならなかったんだけど、
植物の精霊さんであるエッセンスさんには頼みやすいなぁ。
明確に香りがするからアクセスしている実感があって、
しかもよい香りのものが多いので、存在を受け入れやすい感じがします。
天使さんに頼むののは無料だけど、エッセンスはお金がかかるという激しいデメリット（？）がありますが（笑）。
そのかわり、エッセンスさんは、薬代わりとか洗剤代わりとかにも使えますよ！

許すのが難しい、と感じている方は、ぜひ、一度試してみて！