脳波実験(その2)
『脳波実験(その1)』の続きです。
その(1)から一ヶ月も空いてしまった。ごめんなさい。
飛行機には乗り遅れなかったけれど、飛行機が空港に引き返したせいです(笑)
で、脳波実験の結果がどうだったかとういうと…..
●実験を始める前の雑談のとき?アルファ波がかなり出ている。
(1) 平常安静状態(開眼) →アルファ波がかなり優勢。
(2) 平常安静状態(閉眼) → アルファ波がかなり優勢。
(3) 瞑想(閉眼) → アルファ波のテンポがゆっくりになって、lower アルファ波になっている。
(4) オリジナル・ヒーリング時 → なんと、アルファ波のリズムがかなり減衰。
(5) リコネクティブ・ヒーリング → なななんと、アルファ波はほとんど出ていない。
自分としては、オリジナルヒーリング時の意識のときが、一番思考が少ない意識状態なので、
アルファ波が最も出ているかと思っていたので、ちょっと意外。
アルファ波は上記の結果だったのですが、では、問題のシータ波とデルタ波はどうなんでしょうか?
「今回の実験は、遊び的なものだったので、シータ波やデルタ波については、
体の動きと脳波を区別できるように準備していなかったために、
信頼できるデータではない可能性がある」ということでした。
実験のデータを見る限り、どのときにも、特に???までは、ものすごく激しくデルタ波が出ているように見えるのです。
でも、これはおそらく、体が動いてしまったり、眼球運動のせいだろうとうことでした。
特に、目や鼻の周辺でデルタ波の領域で反応が出ている場合は、動きのせいだとうことです。
デルタ波はデータ上では、眼球運動をはじめとした体の動きと同じ周波数としてとらえられてしまうそうなのです。
ただですね、.....
瞑想時のデルタ波の分布が、眼球運動とはちがうものを反映している可能性がわずかながらあるらしいのです。おおぉ!
このときに反応していたデルタ波の位置が目や鼻のところではなくて、脳全体に渡り、
特に後頭部と脳の上のほうが強く出ていたからです。
でも、それにしても、ゆっくりと体が揺れていたかもしれないとか、
センサーの状態が違っていたかもしれないとか、勘違いの原因はいくらでも考えられるそうです。
というわけで、脳波の周波数解析というのは、周波数解析の専門家でなければ非常に難しいそうなのです。
この実験をとおして感じたことは、いろいろありましたよ。
●実験(3) 瞑想(閉眼)
自分では、一人でやる瞑想はとても苦手だと思っていたので、
5-10分程度の短時間で深いほうの α 波が増えるんだったら、
捨てたものではないと非常に自信(?)がつきました。
●実験(1) 平常安静状態
ときどき、自分自身はすっごい思考にからめとられたり、悩んでわたわたしているつもりでも、
「内面が(いい意味で)空っぽで、私の思念の波動の影響を人に与えない」というようなことをときどき、エネルギーを感じるお客さんとか知り合いに言っていただくことがあるのだけど、
平常安静時(閉眼)にネガティブなことを考えていてもリラックス系の脳波が出ていたことが、これと関係あるのかもしれないなぁ、なんて思いました。
でも、じゃあ、どうして、私は思考まみれのつもりでもからっぽなのか、どうしたら、そうなるのかはわからないから、なんらかの結論が出るわけじゃないんだけど。。。。
自分の思考では意識できないけれど、思考の奥にある静かな自分が思いのほか活躍しているのかもしれないとも思いました。私の空想レベルの予想でしかないのですが...
●実験(4) オリジナル・ヒーリング時
クライアント役をやっていただいた方の脳波も図りました。
オリジナルヒーリングのときは、ちょっとおもしろいことになっていて、
感情の層をくぐっているときに、数分間感情的にも肉体的にも苦しい感覚を感じていらっしゃったのですが、その間も変わりなくアルファ波が出ていたようです。
●実験(5) リコネクティブ・ヒーリング時
もともと、誰にでもできるものだし、何かの制約がまったくないというコンセプトのものなので、脳波とヒーリングが関係ないというのは、このヒーリングの概念に即したものなのかも?と思いました。
もちろん、今回のちょっとした遊び実験だけなので、他の脳波になる人も、あるいはなるときもあると思います。
全体としては.....
「瞑想すると脳波が?波になるとか、ヒーリング中は?波になるとか、これを使えば脳波がどうなるとかこうなるとか」よく耳にするし、私自身もそう信じていてる部分や、そう言ったりもしたことがあったけれど、
本当にきちんと実験してみてもいないのに、聞いたことをそのまま信じたり、話したりしていた、
自分にちょっと反省なのでした。
<注:今回の脳波実験ですが、これは、あくまで、私が個人的に遊びに毛が生えた感覚で行ったもので、非公式のものです。ヒーリング一般あるいはリコネクティブ・ヒーリングに関する公式なデータではありません>