ここ数週間、久しぶりにミステリー小説にはまってます。
ミステリー・マニアではまったくないのだけど、お風呂で読んでぼろぼろになってもこれぽっちも私に罪悪感を感じさせないし、日常とは違うはらはらどきどきの世界につれていってくれるし、TVや映画と違って私の居場所と時間を支配しないし、さんざん飛ばし読みしても損した気にならないし、そんなところが大好きで、ときどき何冊も続けざまに読んでしまうことがあります。最近は、パトリシア・コーンウェルの新作が出たときぐらいしか読まなくなったのですが、ちょっと前にコーンウェルの新作を見つけて、それを買ったついでに、
ちょっと目について購入したグレッグ・ルッカのアティカス・シリーズにはまりました。
あー、これ以降ねたばれがある可能性がありますが、ご容赦ください。
アティカス・コディアックというボディ・ガードの青年が主人公のストーリーなのだけど、
これまで読んだミステリーって、FBI、おまわりさん、探偵などなど相手を追う人を主人公にしたものばっかりだったけど、ボディ・ガードっていう守る立場の視点が私には新鮮だったし、内容もすごくおもしろくって、分厚くってうれしいと思うようなシリーズなのよ。アティカスは、本のあとがきみたいなので誰かが、ロバート B パーカーのスペンサー(これ、知らない人には意味不明だよね。m(_ _)m) と比較していたけど、
若いわりには父性が強い性格のわりには、彼女は常にロック系あるいはパンクな身なりな女子だったり、妹みたいにめんどうを見ているティーンエイジャーがいて、その子もひねくれアート系だったりして、
ややこしそうな人間とも付き合える深い懐を持っているのです。
そんなアティカスは当然だけどスペンサーよりも現代っぽいし、本で読んでいる分には「ああ?、こんな人、素敵って」思うちゃうような人。
でもアティカスはそうとう無鉄砲なので、
本当にこんな人と親しかったら、知人である私の命もしょっちゅう狙われて、
鉄砲を突きつけられたり、
手榴弾を投げつけられたりして、びびって粗相してしまいそうなので、恥ずかしくて困ります。
『守護者(キーパー)』、『奪回者』、『暗殺者(キラー)』と一気に読み進んで、『耽溺者(ジャンキー)』を読み終わりました。
『耽溺者(ジャンキー)』は、アティカスが主人公ではなくて、ピアスだらけの彼女(実はもとジャンキー)が主人公で麻薬の密売組織にせまるっていう話なのだけど、これを読んでいるときに、
ちょっとだけ変なことが私の身に。
お酒はきらいじゃくて、ちょっとぐらいはしょっちゅう飲みたい私なのだけど、
あんまり体質にあうほうではなく、胃腸もよわいし、まったく強くはないので、飲むといっても
たしなむ程度なのですが、
こないだ、なぜか、昼間からすごーく“大量”にお酒が飲みたくなったのです。
お昼間に飲みたいこと自体はよくあることなのだけど、
それは天気がよい夏の日にテラスのあるカフェでビールを飲みたくなるときだけ。
それが、こないだはそうゆうんじゃなくて、天気も悪かったし、しかも、“大量”に飲みたいという欲求が、仕事の合間にめらめらと起きてきたのです。
仕事が終わると、早速友人を晩御飯にさそって、焼き鳥屋に行き、その後2件はしごして、しかも飲むたびに違う種類のアルコールに変え、シェリー、ウォッカマティーニ、なんだかわけわからないカクテルと度数を上げていったのです。
自分でも、何を考えていたのかさっぱりわかりません。
普段だったら、飲みすぎたら後がつらいからセーブしようとか思うのですが、
なぜかこの日はそんなことは思いつきもしません。
当然、翌日は、体調がすぐれません。
朝寝坊したし、ジョギングにいけなかったし、やっぱり、大反省モード。
そういえば、ノボにもらった私のチャートにも self-indulgence (self は自己で、indulgence は耽溺です)に要注意って書いてあったな。そうまさに、耽溺者。それに addiction (中毒)に注意ってことも書いてあった。対面リーディングのときにも、アルコールをストレスの発散に使わないようにってことも言われたし。ミスティカル数秘術で波動を読み解くと、私の場合、中毒に要注意な波動が大きな位置を占めているらしいのよね。
私は、常ににバランスをとり続けるのが必要な螺旋の波動を持っているらしくて、それは結構ストレスフルな波動ではあるのだけど、これがあるからこそ、自分を高めていけるんだそうな。
チャートっていろんな要素がからみあってリーディングしていくものだから、簡単には説明できないんだけど、とにかく私はジャンキー注意報がでていたのでした。
<続く>