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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

あわや断筆宣言

気がついたら最後にブログを書いてから早一ヶ月。
書かなければ書かないほど、どんどん筆が遠のくものなのね...
最後のほうでは、自分のHPの更新時にブログっていうメニューを見るのも
つらくなり、もう再起不能かと (おおげさ)。。。。
そして、今、復活の喜びに涙しております (もっとおおげさ)。。。。

1月のロスでの研修が終わってほっとしていたものの、
そのときにわたくしめを待っていたのは、
「お疲れ様、よくやったね」と言ってくれる素敵なデート相手とかではなくて、
たまりにたまった事務仕事&確定申告書&その他もろもろのでした。
ところが、1月の研修で微妙に燃え尽きたらしく、まったくやる気がおきません。

この一月間、セッションでお客様と共にすごす時間だけが、集中できる時間であり、
心の休まる時間でした。
ちょどセッションルーム探しに奔走していたときみたいな感じです。残りの時間は、あー、あれやらなきゃ。あれに対処しなきゃ。メール書かなきゃ。電話しなきゃと、
「しなければならない、でも休みたい地獄」におちいっちゃったのよね。

その昔、ハワイのカフナのもとで
プチ修行していたときに、「止まるな、止まったら、5歩下がると思え」って教わったものだから、
なるたけ、止まるよりは一歩進むように心がけてきました。
水前寺清子さんのように三歩進んで 二歩さがった場合、カフナ式に考えると、
7歩も下がっちゃうんだもん。いや、止まるだけで5歩下がるんだから、もっとさがるのか。。。

とにかく、なんかもうほとんど止まりそうでした。
ひえー、7歩さがっちゃうよー。

そこで私、どうしたものかと、ちょびっと頭を使ってみたのですが。

とあるエニアグラム本にこのようなことが書いてありました。
「パーソナリティーというのは真実の自己ではありません。
すべての思考、思考が作りだす物語、感情、そして、身体感覚は本当のあなたではありません。
そうしたものはすべて、常に変化していますが、真実のあなたは消えてなくなったり、
変化するものではありません。すべての認識と体験が生じる土台となっている意識こそが
本当のあなたです。」

それを思い出したのです。

今私が持っているパーソナリティーの自分ということで考えたら、
事務仕事なんてさっぽりやる気しないし、
もう一週間ぐらい休んで、家の中でいも虫さんになりたいと思うところです。
思い余ってお正月に大量の年賀状を川に捨てちゃうアルバイト配達員の気持ちっていうか...
でも、そう思う思考も感情も真実でないならば、
役に立ちそうな非真実の思考・感情を持ったって、
どっちにしろ真実じゃないんだからいいじゃーん。
と思ったのです。

楽しくないのに楽しいフリをするのは自分にうそをつくことだっていう考えもあると思うのだけど、
もっと奥深いところでみたら、
楽しいとか楽しくないっていうのも永遠なものじゃなくて、
最終的な真実の自己じゃないのだから、まあ、ましな感情を選ぼうみたいなことかしら...

とはいえ、すぐに楽しくなるわけじゃないので、
とっかかりとしてとりあえずぶつぶつつぶやいてみることに。
うぁー、事務仕事たのしいなー。経理は世界一素敵な作業だ!
新幹線に乗るのはわくわくするー」とぶつくさ言い出してみたのです。

やってみてから気がついたのだけど、これがいわゆるアファメーションってやつなのかしら。

アファメーションっていうと、
「私は愛される価値があります。私は素晴らしいソウルメイトと出会う価値があります。」なんてことを
鏡にむかって毎晩言うみたいなイメージがあって、
素敵なテクニックなのでしょうが、自分がやるとなるとなんかこっぱずかしくって、
そうとうやる気のしないものだったのですが、
もう、恥ずかしいとかいっている場合じゃなかったのよ。

でも、アファメーションというよりは、テレビをみて独り言をつぶやくように、
「いやー、事務仕事楽しい」とぶつぶつ言ってみました。

すると、あ?ら不思議。

さくさく経理の入力が進んで、新幹線に乗るのも楽しいじゃないの。

大成功。

でも、これって、微妙に難しいテクニックでもあるかも。
「すべての思考、思考が作りだす物語、感情、身体感覚が真実の自分ではない」って、
ところをわかってないと、いやな思考・感情にふたをするだけの
「くさいものにはふた」戦法になっちゃって、
あとあと、とんでもない汚臭が発生する事態になっちゃうものね。

今回の大成功が、「くさいものにはふた」戦法でないかどうかはわからないけど、
くさくなってきたら、わかるので、もうちょっとお待ちを...
くさかったらどうぞ注意してくださいね。

2007年03月06日

義理パン

リコネ・セミナー後、初のブログ掲載。
っていうことは、普通だったら、セミナーの報告のはず。
でも、ごめんなさい。なんだか脳みそがいうことをきいてくれなくて、
ぜんぜん関係ない2週間前のバレンタインデー的な話題で失礼をば。
なんでこうなっちゃうのかな?

毎月、異常に楽しみにしているマインドアンドマテリアルの富田せんせーによる個人事業主向けグループコンサルティング
はじめてから、一年近くになりました。
この中のメンバーに気になる存在が....
自家製天然酵母ぱんfukumimi の店主である奈美さんです。
だって、あたしパン大好きなんだもの。

酵母ラブな奈美さんは、酵母についていろいろ実験をしたり、
パン・酵母作り教室も開催しています。
酵母への愛情の注ぎっぷりに、パンもさぞかしおいしいに違いないと思ってはいるものの、
実は一回も食べたことがなかったの。
奈美さんのパンはお店かインターネットで購入できるんだけど、
お店はすっごく遠いし、
わざわざインターネットで購入して万が一あんまり私のお口にあわなかったらがっかりだしと、
ちょっと躊躇しているうちに、一年近くたってしまったのです。

先月のグループコンコンサルティングのときに、
奈美さんのいないところで、こっそり、
「そういえばさー、奈美さんのパンまだ食べたことないよねー。
一度食べてみたいよねぇ。試食とかもってきてくれないかなー」、と
富田せんせーとかなり浅ましい会話をいたしておりました。

その浅ましい願望がみごと実現され、
今回のミーティングはバレンタインデー付近だったのですが、
義理チョコならぬ義理パンを持ってきてくれたのでした!!!!
みごとなばかりの願望の実現にちょっとびっくりするやら、
自分の浅ましさに微妙に心が痛むやら。

でも、目の前に差し出されたパンに抵抗できるはずはありません。
ありがたくいただきました。

一年間待ちに待ったこの瞬間。
今すぐにでも食べたいのですが、
ミーティングは、とある高級なホテルのラウンジで行っております。
セレブも訪れるというこのラウンジ。
持ち込みの食料を食べるのには相当な勇気が必要です。

まず歩き食べの名手(「食べ歩き」ではなくて「歩き食べ」=歩きながら食べること)である私が、
プレゼント用にラッピングされてかわいい袋に入っているパン様に到達しようと、
袋に手を突っ込むとガサガサっと予想外に大きな音が。

やばっ。

急に、うろうろと周りを気にするような目つきになり、
まったくもって高級ラウンジにふさわしくありません。
残念ながらパン様に触れることはできませんでした。

さすが我らが富田先生。こうおっしゃってくださいました。
「いや、大丈夫だよ。商品開発なんだから」

先生の言葉に後押しされて、ゆっくりやるよりも、音が出る時間が短くすむので、
思い切って一致に手を突っ込み、パンをゲット!!!
無駄毛のワックスと同じようなものですね、痛い部分は一気にやるのです。

袋から出してみると、
チョコとプレーンの部分が二色になっているかわいらしいパンでした。

お口に運ぶと、もちもちっとして、マジでうまかった。
私、天然酵母パンによくあるすっぱい味のするパンは、どちらかというとあまり好きでありません。
私がお口にあわなかったらと心配していたのはそのすっぱさなのですが、
奈美さんのパンはそうしたきつい酸味がぜんぜんありません。
とってもやさしい味なのです。

「まいう?」

富田先生も、私の感激ぶりをみて、ご自分も試食してみることに....
でも、やっぱり、微妙に勇気が必要そうでした。
今度は私が逆に「商品開発。商品開発」と魔法の呪文をかけてあげて、
そのうえ、ボールペンで試食中のパンを指し示すポーズをとって、
なんとなくプレゼン風の演出をしてみたのですが、やればやるほど、へんな状況に。
そうしたチャレンジングな状況でも先生はパンを食うという目的を達成しました。
さすがです。
せんせー、ついていきます。

2人そろって「うまい!!!」で激しく同意。

こうして、願望が実現された喜びと、
お互いをサポートしながらともに成長できる喜びでおなかがいっぱいになって
コンサルティングの夜が更けていくのでありました (無理やりだなーこの終わり方)。

2007年03月23日

セミナー総括

三週間に渡った週末のセミナー。
始まる前は、「三週間ってほぼ一ヶ月じゃん。長いなー」と思っていました。
が、終わってみたら、あっという間。
記念に(?)私なりの総括をしてみようと思いますが、
プラクティショナーの皆さんがお読みになっても、
ながなが書いてあるわりには、
みなさまの今後のヒーリング活動に役立ちそうな成分は
あんまり含まれていないことが予想されますが、なにとぞご了承ください (笑)。

■自己紹介

今回は、初めてTA(ティーチング・アシスタント) のお勤めをさせていただくことになりました。
TAさんは、セミナーで自己紹介をしなければならないことは、ええ、知ってましたよ。
で、レベルI&?3日間のセミナーのうち、初日は短くて、二日目はほんの少しだけ長いってことも
だいたい予想がついていました。す。
とはいえ、たかが自己紹介なのに、大緊張しまくりの私。
自己紹介が苦手っていう人、少なくないと思うけど、私もその一人なのでした。
大勢の人前に立ったことがないっていうわけじゃないのよね。
学生の頃は、演劇をちょびっとしていたり、大人になってもバンドごっこをしたりしたので、
人前で出たことがないわけではないのです。
でも、そうゆうのと自己紹介ってぜんぜん違うのよ?。
わかってください、お願いします。
演劇も、歌も、微妙な緊張感が逆に快楽だったり、
普段の自分とはちょっと違って、ある意味演じてる状態でやるので、
やだなーって思うほど緊張しません。
特に、お芝居だと、ぜんぜん緊張しなかったな?。
でも、自己紹介って、素でやらなきゃいけないってところが、恥ずかしいの。
ヒーリングの仕事を始める前は、7年以上もの間、自宅で翻訳という引きこもり仕事だったし、
会社員時代もある程度まとまった人数の前で話すっていう機会がまったくない仕事でした。
なので、大勢の前で挨拶なんて、中学生のとき以来。
しかも、このブログを読んでくださっている方はおわかりのように、
このだらだらしゃべり。今も書きながら、何を書こうとしているのかも、
どんなに長くなるのかもわからずに、だらだら書いてます。ダラ?。
そんなの自己紹介では禁じ手だよね。
ああ、しかも、あのマイクってやつが大の苦手。
なぜか私、声が高いときと低いときの差が激しいのだけど、
マイクを通すときにどんな声でしゃべっていいかわからないのよね。

3月3日のほんのちょっとだけ長くしゃべる自己紹介のとき、
一分ぐらいと言われました。
そろそろ自分の番かなと思い、ふと前のほうを見ると、
うわっ、自分の顔がスクリーンに大写しになっています。
それをみて相当動揺。
そして、マイクが渡ってきて、「おはようございます」と言ってはみたものの、
自分の声が微妙 (たぶん微妙、お願い微妙だったって言って!!!!) に震えているのに
気がついて、動揺が加速します。
しかも、一分って言われたけど、2分ぐらいしゃべっちゃったかも。ごめんなさ?い。
って思っていましたが、後で受講生の方に、
「おかださん、えらいしゃべってましたね?。2番目ぐらいに長かったですよ」って指摘され、
が?ん。
結婚式とかのスピーチで、えんえんと一人でしゃべりまくりうんざりされる人。
え?ん、それだけは避けたかったよ?。

リベンジってことで、10日のレベル?での自己紹介のときは、
とにかく短くさっぱりとということを心にとめて自己紹介に挑みました。
たぶん、短く終了できたと思います。やればできるじゃーん。と
自己満足に浸っておりましたら、
休み時間にお友達で受講生の方が
「おかださーん。自己紹介のときに自分の名前を言うのを忘れてたよー」。
つーか、それって自己紹介じゃないじゃん。
どうりで短く済むはずです....
一応「Gパンヒーラーでーす」とは名乗ったのだけど、名前は忘れちゃった。
当日はGパンもはいていなかったし、
ブログを見てない人には何のことやらさっぱりわからなかったでしょうね。

再リベンジの17日のときには、あまり長くならず、しかも自分の名前も言えたと思うのですが、
とくにフィードバックはなかったので、実際はどうかはわかりません。
あ、このブログのコメント欄にフィードバックしてくださるという
親切な受講生の方がいらっしゃる場合、
「普通の自己紹介として、さらっと聞けました」以上の好意的なフィードバック以外は、
厳重な削除対象となりますのでお気をつけください!!!(笑)。

■なんでここにいるの...?

前回の9月のセミナーでは、出張でであったお客さんとの再会で同窓会気分でしたが、
今回のセミナーでは、それプラス、通訳さんやボランティアさんとして
参加してくださった方がたとの意外な再開がありました。

まだ、私がプラクティショナーになるずっと前に日本でリコネが無名だった頃、
「リコネを習いに行くんですがどうでしょうかね?」って
聞いてみた透視の人とか、ご近所に住んでいるお客さんで一度来ていただいて、
あれからどうしたかしらって思っていた方がボランティアで参加されていたりして、うれしいサプライズ。
さらに十年以上前、心理学のお勉強時代に数回一緒にワークショップに参加した方も....
この方とは、実は去年、伊勢に行った時に旅館ですれ違っていたことが判明。
旅館でわらじを物色しているときに、どっかでみたことあるなー。
でも、誰だっけ? あ、xxxかも。でも、こんなところにいないよなー....
でも、私はどっちかっていうと、わらじにすっかり心を奪われていたので、それっきりに。
今回確認したところ、やっぱりその方でした。だいぶサプライズでしたよ?。


■ギフト・ヒーリング

「ヒーリングは宇宙の愛からの贈り物です」って意味じゃなくて、
家族/お友達/知り合いetcに、本人に内緒でプレゼントするヒーリングのことです。
よく、ヒーリングにおいては、ヒーリングを受ける側の許可ということが問題になりますよね。
「せっかくヒーリングを習ったので、病気のパパにヒーリングしたいのだけど、
パパはヒーリングみたいな目に見えない世界のことは毛嫌いしていて、
いっさい受け付けてくれません(涙)、
本人に内緒でヒーリングして問題ないでしょうか?」っていう質問がよくあります。
答えは、「問題ありませ?ん」なのです。

ここで、ヒーリングする側が気にしているのは、
「相手の自由意志を奪う」とか、「この病気は本人に成長をもたらすチャンスなのだから、
勝手にヒーリングして病気が癒されてしまったら、成長のチャンスを奪ってしまうことになる」
なんてことかなと、思います。
私自身、このことについては結構いろいろ考え、悩みましたが、
結局、ヒーリングが起きた場合は、ご本人のハイヤーセルフなり、無意識なり、
なんらかの部分で「ヒーリングを受け入れている。受け入れた。」ということなので、
問題ないと理解するようになりました。

もし、本当にそのヒーリングが必要なくって、
その病気なりチャレンジングな状況なりが本人の成長に不可欠なものであるなら、
それに関してはヒーリングを行っても変化はないということになると思うのです。
チャレンジングなまま、病気のままってことね。
つまり、どうころんでも、人にヒーリングを押し付けることはできないと思います。

と、納得しているとはいえ、
私自身どうしてもYESといえないことがありました。
お仕事でのギフト・ヒーリングです。
「お仕事でお金をもらうヒーリングでは、本人に無断でのギフト・ヒーリングはしない」という方針で
これまでやってきました。

なぜ仕事でのギフト・ヒーリングに抵抗があったかというと。。。

 1) エネルギー交換が完全な形でできてないのではという懸念。
   Aさん依頼者、Bさんヒーリングを受ける人、そして私。
   私がAさんから、お金をもらっちゃったら、Bさんとは何も交換していないじゃん。
   --->
   でも、宇宙は頭がいいから、変則的な交換でもちゃんとうまくヒーリングの方程式を
   成立させてくれるということに納得できました。

 2) やっぱり、自分の思考のくせ、自分の枠組みのとらわれていた。


   「そうはいっても、私は、やっぱり、人に勝手にヒーリングされたくない!
   自分の顕在意識がわかっているところで、やってほしい」って
   私のエ ゴがうるさく申すものですから、これに屈して、お客さんにも、
   自分の思考の癖を押し付けていたってことに気がつきました。
   私がしていたことって宇宙を信頼するよりも、自分のエゴでヒーリングを
   コントロールしようとする試みだったんだなーって、はっとしたんです。
   またも、オカダさん、口で言うことと、本人の行動がずれてました。
   すみませ?ん。
   「自分に本当に必要なものは、 自分では気がつかないって多いですよね」って
   いつも言っているじゃないの。  
   いやー、失礼いたしました。
   自分に課している制限って、やっぱり、なんらかの形で人様にも課しちゃうものなのよね。

   ここで一つ自分の制限・枠組みをはずすことにしました。
   というわけで、ギフト・ヒーリングも受け付けちゃうわよ?!!!


初TAとしては人様のサポートというよりも、
未熟すぎて学ばせていただくばっかりだったような3週間でした。
枠組みもはずすこともできて、明確な変化も受け取れたし、ラッキー!
やっぱり、『人を癒し、自分を癒す (順番逆だっけ?) 』って感じだったわー。

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