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Love (G のほうの)

「レスト、デート、コンサート」のコンサート編です。

こないだのお休みに大好きなG.Love(アメリカ人のミュージシャンの名前よ)の
ライブに行ってまいりました。
私はタイミングが少々世間さまとずれているのか、
お気に入りのミュージシャンって、
好きになった時点でお亡くなりになっているか解散しているかのどっちかなの。
そんななかで G.Love は数すくない現役でご活躍のお方。
そんなに真剣な音楽好きでもないからアルバムを全部持っているアーティストも少ないけど、
G.Love のは全部持ってます。

そんなに大好きなのにライブを見たのは今回が初めて。
ファンになりたてのころは経済的に余裕がなかったのよ。

あー、しかし、ライブに一人で行くなんて、何年ぶりだろう。
ひょっとして13、4年ぶりとかかも....
予約のときに、2階の椅子席と、1階のスタンディングを選べる形式でした。
昔だったら、ライブで椅子席に座るなんて考えられなかったのに、
今回はちょっと迷って椅子席に。
立ちっぱなしはつらいじゃん。寄る年の瀬には勝てません。

久しぶりのライブ、いやー、楽しかったわよ?。

リコネクティブ・ヒーリングを始めてから、
以前よりも大きな音に敏感になっていたので、
そうした意味でもライブを避けていたのですが、
昔は、パンク・バンドのライブで最前列でスピーカーの前で見てたりして、
耳が壊れそうになっていたけど、Gloveはそんな爆音ではなかったので、
心配無用でした。
(4人編成のバンドの音よりも團長のエールのほうがよっぽど爆音です。)

椅子席だったものの、結局、ほとんど立ちっぱなしでのりのりで見てました。
途中、GLove さんが、一回の客席に降り立ったときには、
2階席からダイブしようかと思いましたよ。
でもですね、
パンクのライブではないことを思い出し、
するっていと、
ダイブしたとたん1階のお客さんがさっと脇へどいて、
わたくしめは地面にたたきつけられて骨折し、
翌日の名古屋出張のリコネクション(両手をいっぺんに使うのよ)ができなくなる恐れがあるということに
運良く気がついて、やっとのことで思いとどまりました。

そんなGLoveミーハーなあたし。
実は、GLoveさんに触ったり、話しかけたりしたことがあります。
ストーキングとかではないですよ。


今から2年ほど前、日々翻訳の仕事をしている頃のこと。
私は基本的にコンピューター関連の翻訳を専門としていたのですが、
音楽雑誌のお仕事をしているお友達にお仕事をいただいて、
外国人アーティストなどのインタビューのテープおこし(英語のテープを聴いて、
日本語に翻訳するの)や、超簡単なインタビューの通訳をお手伝いさせていただいておりました。
そもそも、あたしが英語に興味を持ったのは、外国の音楽が好きだったからなのよね。
なのでミュージシャンの通訳は超ミーハーな感じで憧れていたお仕事。

たとえ直接のインタビューではなくて、テープおこしだって、
憧れのお仕事をやらせてもらっている喜びに打ち震えておりました。
締め切りの恐怖にも打ち震えていたので、震えてばっかりです。

そうしたお仕事をいくつかいただいて、ぶるぶると震えてばかりいた時代に、
「G.Love さんのインタビューができたら、もうこの業界から引退する」と
いいふらかしておりました。

もちろんこんな恥ずかしいこと、仲の良いお友達だけにですけどね。
だって、セミナーで私が英語をしゃべっているのを耳にした人ならわかると思うけれど、
私の英語ってフォーマルな通訳なんてできるレベルではないのよ。つたなくって。
(決して自慢ではございません)。
なので、本当に冗談でそんなことを言っていたんです。
「G.Love にインタビューできたら、
インタビュー直後に G.Love が座っていた椅子に座り、
そのぬくもりとともに引退する」
って、うわごとのように、というか正真正銘のうわごととして言ってたんですよね。

ところが、「ひょうたんからこま」ってこのことかしら。
本当に G.Love さんのインタビューの仕事がきちゃったんです。
わたしのうわごとを聞き飽きていたお友達が、
とある編集者の方に私を紹介してくださったの。

質問はあらかじめ決まっていて、それをGに質問して、
テープに録音して自分で訳すという仕事。
これならばできると思いました。

というわけで、インタビューしちゃったんですよ。

編集者さんも同席していて、本当は編集者さんの質問を通訳するということだったのですが、
時間も限られていたし、勝手にやってよいと言われて、
編集者さんそっちのけで20分の短いデート、いや、その、インタビューを堪能しました。

こんな感じ。

インタビュアーGパン「この曲のこのパートにはどんなエフェクターを使っているんですか?」
Gパンの心の声「G.Love さんは、最近離婚なさったそうですが、
日本女性との再婚についてはどう思われますか?お子さんがいらっしゃるそうですが、
私は覚悟はできています!!!!」 

で、インタビュー後のお写真撮影のときには、ギターを持った撮影だったので、
間近で生演奏が聞けちゃった。ラッキー。
しかもなぜか、「今日学んだ新しい曲を披露するよ」とか言って、
ハッピーバースディーを間違えつつ爪弾いてくださるので、
どさくさに紛れてそれにあわせて歌を歌ってみたりもしたりして。
はぁ。夢のようなひと時だったわ。

そして、家に帰ってきて、必死になってテープを起こしました。

でもですよ。
この経験をとおして、やっぱり、私は通訳は向いていないし、
自分の道ではないと痛感しました。
何か失敗をやらかしたというわけではないのですが、
私の英語力や資質にあっている仕事ではないことがよくわかったんです。
ミーハーな気持ちでやっていけるものではないと実感したのです。
天から「これで、もう十分でしょ。」って声がしたっていう感じかしら。
なので、このお仕事をきっかけに、本当にミュージシャンの通訳に対する
憧れを手放しました。
それまでは、なんとかこの方面の仕事の量を増やそうとちょっとずつ努力してたのよね。

でも、本当の本当に手放しました。
その後、一回だけ、大きなロック・イベントで簡単なご案内のお手伝いはしましたが、
それっきり通訳のお仕事はしていません。

G.Love さんの通訳をしたのは 2004年の6月頃だったと思います。
その年の春にリコネクティブ・ヒーリングを受けて、なんだなんだこれは?と興味を
掻き立てられ、『リコネクション』を取り寄せ、ちょうど読み終わった頃だったと思います。

そう考えてみると、この流れもリコネのおかげなのかも。
今まで気がつかなかったわ。
当時は、人生を変える力があるセッションだなんてぜんぜん思ってなかったし、
私自身に何か作用しているなんて思わなかったもの。

実は、今年の春にも、同じ編集者さんからG.Love さんの通訳を依頼されました。
ものすごいファンだったのを覚えてくださったんです (大感謝です)。
ちょうど、インタビューの時間はセッションは入っていなかったのですが、
翻訳の時間などを考慮に入れるとちょっと無理。
というか、長いこと英語をしゃべっていなかったのでちょっと無理。

いいえ、私はリコネのセッションを愛してます。
そうなの。リコネ LOVE なので。浮気はしませーん!!!

コメント (3)

ともこ★:

 おかださんって、本当に楽しく生きてますよね?。

 読んでるだけで、こっちまで楽しくなります。

 私もこう見えて(?)、大好きなミュージシャンがいまして、

 もうすぐ全国ツアーなんで、大変です。今のところ、4ヶ所行くつもり・・・。

 私も、足りないのは、デートのようです。 

 あ、九州出張、もうすぐですね。なにか、よい温泉ツアーでも(?)、
 提案できればいいのですが。

 

はなやま:

セッションでしか、お会いしてませんが、
おかださん、何だかおもしろそうってイメージがブログを読む毎にUPしてます。

デートの申し込みは、間に合いますか?
CKB(クレィジー・ケン・バンド)は範囲内でしょうか?
近年、この年齢でオールスタンディングでした。

リコネクティブ・ダイブのワークショップしてください!

>ともこさん
楽しい感じに共鳴してくださって、うれしいで?す。
実際、楽しいんですが、こんなあたしも
5年前は、「早く人生が終わんないかなー」と
毎晩、陰気な思いに浸って暮らしてたのよねー。
やっぱ、楽しいほうがいいね!!!!

デート、がんばろうね。(がんばるって時点で、
相当だめな感じなー(笑))

>はなやまさん
ごめんなさい。CKB はかなり範囲外な感じなのです。
基本的に色がたいそう白くて英語が
異常に上手な人たちに興味が惹かれるのです。
次のターゲットは、生のライブじゃないのだけど、
ダニエルジョンストンの映画かなー。

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2006年11月03日 22:55に投稿されたエントリーのページです。

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