16日のブログに、さんざん「どうでもいい」だの「めんどうくさい」だのと
書いていて、はっとしたジーパン・ヒーラー。
すっかり忘却の彼方にいってしまっていた『宿題』のことを思い出しました。
今月の宿題は、「あなたにとってこれだけは譲れないものを列挙せよ」です。
つまり、『どうでもよくないもの』をひねりださねばなりません。
「どうでもいい」って言った舌の根がまだ乾いていないのに?。
37歳にして宿題に頭を悩ませています。
宿題を出してくれる先生は、
マインド & マテリアル マネジメント コンサルティングの富田欣和さんという方で、
私は、彼が開催している個人事業主・フリーランス限定のグループコンサルティングに参加しております。
自分でも思いもよらずヒーリングの仕事を始めた私。
最初は翻訳の合間にヒーリングをしていたのが、
気がつくとその割合が逆転し、今年の4月には、
いよいよ腹を決めてヒーリングに専念すべく、
翻訳の契約の更新は行わないことに決めました。
でも、99%の人は失敗するといわれるこの業界 (いわゆる精神世界よね)。
志はあっても、お金がまわらなくなってやめちゃうか、
お金はまわったものの、エゴの罠に落ちていく人がほとんどらしいのです。
いやー、怖い。
私はどっちもいやです。
一人で踏み出すのは怖いわーと思ってふと横をみたら、富田君がいました。
経営コンサルタントさんに相談するなんて、今までの人生では考えられないことです。
っていうか、「何する人かよくわからん」ってレベルですから。
ヒーリングなんて業種で相談してよいんだろうか、
こんに低いレベルの私が頼んでよいんだろうか、
と、ちょっとは思ったのですが、
この方、理由はわかんないんだけど、なにか安心感をあたえる人なんで、
それに乗じて思い切って正直に現状を話し、相談にのってもらいました。
そしてグループコンサルティングに参加することになったのです。
彼のHPを見てみると、
「こんに低いレベルの我が社(私)が頼んで良いのだろうか?」というボールドの文字が飛び込んできました。
なんだ、同じセリフじゃないの。
そしてさらに
「あなた(会社)の「在り方」は何なのか?
それをビジネスという形にするとどうなるのか?
進んでいる方向は間違っていないか?
これだけを行います。
これだけしか行いません。」
うーん、それこそ、あたしが求めているもの。
というわけで、毎月 1 回グループ・コンサルティングをしていただいております。
これがさー、すっごいおもしろいのよ。
私にとっては月に一度のお楽しみなのです。
下手なセラピーやヒーリング (え、あたし?) よりもよっぽど、
仕事だけじゃなくて、自分自身がしっかりとぶれなくなってくるのです。
他の個人事業主さんと一緒にグループで行うので、
まったく違う世界の人たちの視点でのアドバイスが聞けるし、
まったく違う業種の方のビジネスやあり方について、
自分の思いつきを言うのもとっても面白いのです。
いつもは使わない脳の部分が使われるっていうか、
脳の皺がのびて世界がビローンと広がる感じなのよ。
もう、おもしろくて、おもしろくて、8度4分の熱が出てふらふらのときにも、
ふらふらなまま出かけていったぐらいです。
といっても、自分が避けていること、
できれば2回先の来世ぐらいまで後回しにしたいことに
直面させられることもしばしばです。
わたしはこれを「お尻ぺんぺん」と呼んでいますが、
この「お尻ぺんぺん」がなんともありがたいのよね。
富田君は、「どうでもいい」と「めんどうくさい」しか言わない
私のビジョンをナビゲートするために毎月宿題を出してくださいます。
8月の宿題は「あなたにとってこれだけは譲れないものを列挙せよ」でしたが、
結局、列挙できず、一個しか思い浮かびません。
「人に害を与えない」
これって、結構むずかしいのよね。
人にがぶっと噛み付いたりしないようにするのは当たり前です。
でもね、
波動的 (あ、リコネ・プラクティショナー的には周波数か...) にも
人に害を与えない、
他の人が誰かに害を与えるのに加担しない、
こうゆうのを含めていくと、
人に害を与えないって、結構できていないものです。
さらに、他の人が誰かに害を与えるのを見たらどうするか、
なんかには相当頭を悩ませます。
まだ、完璧にできているとはいえなくても、
完璧にできるのはいつかはわからなくても、
これだけは譲れないものは「人に害を与えない」にします。
しかも、列挙できなくって一個しかないから、本当に「これだけは」なの。
列挙してないから、また、お尻ぺんぺんかなー。